かつて女性警官は全国的に交通部門に配属されることが多かったが、交通部門は凶悪事件を扱わず、比較的安全な職務が多いからとの見解もある。残業が多い刑事部門・地域部門の外勤が男担当で、重労働・危険度の少ない部署は女担当という認識で配属されることが多かった。
しかし、現在交通課の業務も安全・定時的ではなくなっており、飲酒運転など交通マナーの低下により危険度は増えている。一般的に初任配属先は地域課もしくは交番勤務と規定され、女性警官の場合は原則的に交通課であったが、近年の配属先には多様性が見られる。
さらに刑事捜査にも女性の特性も求められ、刑事課に配属される女性の人員も増員されている。元より刑事部門は能力や適性や素質を重視する傾向が強く、刑事への志願者が少なかったという現状もあるが、適性のある警察官がスムーズに任用されるようになった結果もあり、よって女性刑事も増えている。なお、2000年以降では私服警察官のうち約20%を女性が占めている。
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女性の殉職者は男性のそれに比べて少ない。殉職者が多いのは刑事・地域部門である。交通部門は発砲事件や凶悪犯を直接拘束するような事態に直面することが少なく、所轄の交通課ともなると殆どない。
さらに、交通違反車輌の追尾や暴走族の取締りといった危険度が高い任務は白バイ隊や自ら隊の担当で、女性警官が単独で取り締まりに当たることはない。交通部門のなかでも危険性をはらむものは男性警官が担当するケースが多かったので、女性の殉職は少ない。
現在は、女性が刑事・地域など比較的危険な部門へ配属されることが増えており、交通部門でも危険は増している。そのため女性が殉職する可能性が高まっているといえる。